2005年01月07日
雑な郷土食シリーズ海外編2
・・・てなわけで、「赤い食卓」が始まります。
右端の女性は四川生まれ四川育ちなのですが
辛いものが一切ダメ。(今の若者には結構多いと聞きました)
で、「唐子・山椒抜き」の味も素っ気もないうどんをたべております。
いつかの日記で書きましたが、長江流域はお米の文化圏です。で、あちらの農村部で観たひとこま。
農家の庭にはたいていちょっとした竹林が囲ってあって、毎年きちんと手入れしては、いろんなものに使っています。
鉈一本・キリ一本持って家々を廻っては、その家の竹を使ってテーブルやイスを作る商売にも出くわしました。
おもしろいなと思ったのは、竹の表皮を薄く裂いてリボン状にしたやつを編んで、大きなマットを作るのです。これがなかなか便利そう。
上の写真は、収穫した稲籾を竹のマットの上で天日干ししてるとこです。
日本だと田圃のあぜに丸太を組んだウマをつくって、そこに刈ったままの稲をはさがけするんですが、あちらでは稲穂から籾を外して、こういうマットの上に広げて干してました。
ときどき熊手でかき混ぜながら。これはこれで風情があるもの・・・かな?