2005年08月01日
ぐりぐり巻き
理由はわからん。とにかく、寝返りが打ちたいようなのである。
背中が暑いからか。いや、それならば、秋口に生まれた幼児はほぼ1年間は仰向きで過ごすことになる。
なにやらオトナには計り知れない衝動が、彼女のテニスボール大の脳味噌を揺さぶりつづける。
「あい!あい!」気合を発しつつ、朝から晩までどすんばたんと大奮闘。疲れると「8マン」のポーズで小休止。眼を覚ますとふたたび長い長い戦いが始まる。どすん。ばたん。
この態勢から左腕を抜けば、寝返り完成。
なのに、頭が重いんだか、体が固いんだか・・・
ひとつのことに夢中になるあまりよだれが垂れたりするのは、おとなもあかんぼも同じらしい。
枕元にはおびただしい数の「よだれ池」ができて、このままほっといたら脱水状態になるんじゃないかと不安になる。
あんまり暴れられても困るんで、適当なところでバスタオルにくりくりっと包んでやったら、これがなかなか快適だったようで、スヤスヤ寝てしまった。(もちろん冷房はかけてますよ!)
デカ頭のわが子が無事に寝返りを打てる日はいつか。