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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2006年07月30日

ケアハウスで歌う

ケアハウス、いわゆる老人ホームの納涼会で歌う。
以前からの音楽仲間である馬場さんがこの施設に関わってるご縁で、ホンキー主人の鈴木さんにご紹介いただきました。

仕事がらみの知り合いでも何人か、ハモニカの演奏や寸劇(『名月赤城山!』なんかで施設を廻られてるかたがいました。
“××さんも歌やるんなら行ってみればいいよ”などと言われてたんですが、じっさいお邪魔するのはこれが初めて。

おと.jpg
対バン(?)は、施設職員のみなさんの島歌バンドと、『三人會』でおなじみの「おと」さん。
三線にバンジョーにウクレレ。なんてマニアックな納涼会。
どく.jpg
「楽しんでもらえたかどうか」については、正直よくわかりません。

とりあえず20分強のわたしの出番で一番反応がよかったのは、前日慌てて仕込んだ「港町十三番地」だったけど、
どんなステージでもいえるけど、「その場で反応しやすい」のと「記憶に残る」のは別問題だよな。
また機会をいただければやってみたいです。
おべんと.jpg

お昼ごはんごちそうになりました。
県北の王道!「聖天寿司」であります!!
このおいなりさんを作ってるお店は2軒あるんですが、こちらはよりお上品なほう。それですらこのボリュームだ。

×   ×   ×

夜はホンキートンクで加川良さんのライブ。

オムニバスのイベントでは何度か観ているが、まとまったライブは初めて。

「フォークってほんとに嫌いだったんですが・・・(註:初期のライブLP「やあ!」を聴いてくれ!)最近になってわかったんです。フォークそのものが悪いんじゃなくて、その当時日本でフォークをやってた人たちが嫌いだったんです!わたし、近頃フォークにはまってます。フォークにはまるなら60くらいからがいいよ・・・」
(客席大爆笑!)

どぉだい、還暦を前にしてこの毒、この屈折加減!
しかも、このトークの直後に高田渡メドレー3連発。
瞬間、「大ホンキートンク」は加川さんの発する紫の煙に巻かれ、もうどこが前やら後ろやら。

エレキ弾くときのニールヤングみたいにひっきりなしにカラダを躍らせながら、時折かみつくようにマイクに向かう。音量はぐわんぐわんと揺れる。
足元にならべた踏んづけのエフェクターをひんぱんに踏み換える。ギターの音もぐわんぐわんと揺れる。
曲の合間にうなる「ヘイヘイ、フンフン♪」という小唄は、あれはやっぱりPAとの「距離」を測ってるんだろうな(あんな測られかたをされるほうは、さぞかし大変だろうけど!)。

剛直を演じつつも、このいかがわしさ・手練手管がたまりません。
あ〜、加川良。オトコはかくありたいです。  

Posted by 独酔舎 at 21:51Comments(0)音楽