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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2007年04月02日

週末のこと

新年度 走り出しました。
仕事を別にすれば、別にどこが始まりで終わりってこともない生活なのですが、
ついつい年度単位でものごとを考えてる自分がいます。
3月中は旧年度の後始末。あたらしい年度にやることは、とりあえず4月1日過ぎないと取り掛かる気分になれない。ナマケモノ・・・うん、そのとおりだ。なにより、好きなんでしょう。こういうのが。

人間はつるんとした一本棒のような人生を生きることには耐えられないのだそうで、ついつい竹みたいに細かいフシをいっぱい作ってしまう習性があるらしい。
盆・正月・クリスマス。
お七夜・宮参り・お食い初め・七五三・・・・通夜・葬儀・初七日・一周忌・・・・・

年度の束縛から離れ、昼は農業、夜は街頭で歌う生活を送っているこのひとも例外ではない。
やっぱりこの季節は、「よ~し!新年度になったぞぉ~!」と気合が入ってしまうんですと。
ちょっと安心しました。

×   ×   ×

鴻巣の駅で阿部さんを拾い、川越駅西口の地下通路で1時間ほど演奏。
やや日暮れになってから上福岡『曼陀羅』に移動。
軽く音出ししてから、
「ちょっと駅前でリハやるか!」ってんで一旦店を出る。
「時間あるし、軽くカラダあっためていこう。」となじみのモツ焼き屋でホッピー・・・
気付けば開演10分前。ダメダメじゃん!!!

あわせるのは二年ぶりだけど、雰囲気はかなり変わってた気がします。
ギターから歌に軸足が移って、ギターそのものも「歌を引き立てるツール」として消化され、よりカラフルになった気がします。以前の「黄金のワンパターン」も好きだったんですが・・・人間は変わっていきます。いくつになっても、何十年やってても、勇気と好奇心さえ萎えなければ、人間は変わっていける。

×   ×   ×

翌朝、阿部さんを大宮駅まで送って、いったん帰宅。
ちょっとゴロゴロしてから『夢灯路』中央会場へ。
設営手伝うつもりだったんですが、ちょっとのんびりしすぎてて間に合いませんでした・・・
ここの仕切りはレトロ高田さん兄弟。フットワーク軽いです。

とりあえず機材だけ置かせてもらって、あとは時間まで上沼・下沼を徘徊して気に入った場所で演奏したり、中央会場に戻っての出演者の演奏観たり、お酒飲んだり・・・

天気はちょっと雨もよいでしたが、いいですね、『夢灯路』。
夜桜を観るスペースと、出店やイベントを楽しむスペースが、ひとつづきのコースの中で適度に隔離されてるのがいいですね。「花をみながらそぞろ歩く」という趣旨がしっかり守られてる。運営側のセンスの良さを感じます。
去年はトイレが少なくて往生しましたが、ことしはだいぶ改善されてました。

ロックバンドや和太鼓やハワイアン(「・・・蔭割さんに良く似た人がエレキ弾いてるなあ?」と思ったら、本人だった)、PPMカバーのユニットなどおもちゃばこひっくり返したようなラインナップのあとで、わたしの出番。
うろおぼえのセットリスト
*イントロダクション~マイブルーヘブン
*ハロームーン
*カチューシャの歌
*わかっておくれよシュガー
*ブンガワンソロ
*あかり
*食卓
楽器はカノウプスのテナー(high‐G)をAGストンプに通しました。マイク収音の軽快さはないが、わりとオールマイティーでいい感じです。
演奏は楽しかったが、なによりめずらしくコイツが来てくれたのがうれしかったなあ。


×   ×   ×

演奏のあとはさらに飲んだり、ローディーの真似事したりして9時過ぎにイベント終了。
片付けして、音響機材をトラックに積み終わったところで、ポツリポツリと降ってきました。

『夢灯路』。来年も再来年も、ずっとずっと続くといいなあ。  

Posted by 独酔舎 at 22:11Comments(0)