2007年04月15日
下駄
え~、今日の未明、このBBSでナニカを見てしまったというかた(10人くらいいるとおもうが)!
あれを公表するに当たって必要な手続きをすっとばしていたことに気付いたので、いったん保留させてください。準備ができ次第数日中に再アップするつもりなんで。
さて、何事もなかったように・・・
ゆうべは上福岡『曼陀羅』で「新井薬師自警残党団」のライブ観てきた。残党団、曼陀羅ではコンスタントにライブやってるのだが、わたしはこのところ用事が重なって観られなかったんでほぼ半年振りだ。
アコギ1本とストラト一本で成り立つ豪快なロックンソウル。一見ラフに流しているように見えて、実は仕込みキッチリ。二度の休憩をはさんで三部構成・3時間のステージがあっというまでしたとさ。
ライブがはねたのは11時過ぎ。曼陀羅を出て、歩くこと50mばかり。
“六道の辻”の信号を渡ったところで、下駄の鼻緒がぶっつり切れた。
六道の辻といえば、此の世とあの世の境のクロスロード。ふ、不吉じゃ。
× × ×
この下駄は2年ばかり前、横浜・六角橋は風丸ショップのならびにある、怪しいばあちゃんが経営する履物屋で衝動買いしたもの。
(このへんは、たまにMCでしゃべってるが・・・)
なにしろこの履物屋、間口一杯に商品と思しき履物(と、空き箱)が、
だいたい45度くらいの斜面を作って、文字通り「なだれを打って」まけ出ている。
で、その靴やら下駄やらの隙間を縫って、ひからびた感じのばあちゃんが出たり入ったりしているのだ。
あまりのことに立ち尽くすわたしに、ばあちゃんが忍び寄ってくる。
ば「お兄さん、下駄を履かないかい。」
ばあちゃんが出してきたのは、裏側に歯が無い今風のタイプの紳士モノ。
うながされるままに足(28.0)を合わせてみると、ちょっとかかとがはみ出す。
ど「ちょっと小さいよ。」
ば「だいじょうぶ!あんた、下駄はね、つま先で履くんだよ!かかとは浮かせて履くのが正式なの。この下駄はね、あんたの足にぴったりだよ!」
・・・気がつくと新品の下駄を「つま先で」履いて、それまで履いてたスニーカーを右手に提げて、六角橋商店街を歩いている自分がいる。
× × ×
わかるひとにはわかるとおもうが、
靴は紐が切れようが穴が空こうが、ある程度は「履物」として成り立つが、
下駄の鼻緒が切れたのはもはやどうにもならん。
時代劇だと手ぬぐいを裂いて鼻緒を挿げ替えたりするところだが、当たり前だがそういうものは持ち合わせていない。
結局、目の前のセブンイレブンでビニールの荷造り紐を購入して、ついでにハサミも借りて、
レジのわきっちょでせこせこ修理した。
で、まじまじと見ると、裏がぺらんぺらんに磨り減ってしまい、ふちのほうがどんどん欠け落ちてきている。こうなると、もう寿命か。今日あたり、あたらしいのを買いに行くか。
あれを公表するに当たって必要な手続きをすっとばしていたことに気付いたので、いったん保留させてください。準備ができ次第数日中に再アップするつもりなんで。
さて、何事もなかったように・・・
ゆうべは上福岡『曼陀羅』で「新井薬師自警残党団」のライブ観てきた。残党団、曼陀羅ではコンスタントにライブやってるのだが、わたしはこのところ用事が重なって観られなかったんでほぼ半年振りだ。
アコギ1本とストラト一本で成り立つ豪快なロックンソウル。一見ラフに流しているように見えて、実は仕込みキッチリ。二度の休憩をはさんで三部構成・3時間のステージがあっというまでしたとさ。
ライブがはねたのは11時過ぎ。曼陀羅を出て、歩くこと50mばかり。
“六道の辻”の信号を渡ったところで、下駄の鼻緒がぶっつり切れた。
六道の辻といえば、此の世とあの世の境のクロスロード。ふ、不吉じゃ。
× × ×
この下駄は2年ばかり前、横浜・六角橋は風丸ショップのならびにある、怪しいばあちゃんが経営する履物屋で衝動買いしたもの。
(このへんは、たまにMCでしゃべってるが・・・)
なにしろこの履物屋、間口一杯に商品と思しき履物(と、空き箱)が、
だいたい45度くらいの斜面を作って、文字通り「なだれを打って」まけ出ている。
で、その靴やら下駄やらの隙間を縫って、ひからびた感じのばあちゃんが出たり入ったりしているのだ。
あまりのことに立ち尽くすわたしに、ばあちゃんが忍び寄ってくる。
ば「お兄さん、下駄を履かないかい。」
ばあちゃんが出してきたのは、裏側に歯が無い今風のタイプの紳士モノ。
うながされるままに足(28.0)を合わせてみると、ちょっとかかとがはみ出す。
ど「ちょっと小さいよ。」
ば「だいじょうぶ!あんた、下駄はね、つま先で履くんだよ!かかとは浮かせて履くのが正式なの。この下駄はね、あんたの足にぴったりだよ!」
・・・気がつくと新品の下駄を「つま先で」履いて、それまで履いてたスニーカーを右手に提げて、六角橋商店街を歩いている自分がいる。
× × ×
わかるひとにはわかるとおもうが、
靴は紐が切れようが穴が空こうが、ある程度は「履物」として成り立つが、
下駄の鼻緒が切れたのはもはやどうにもならん。
時代劇だと手ぬぐいを裂いて鼻緒を挿げ替えたりするところだが、当たり前だがそういうものは持ち合わせていない。
結局、目の前のセブンイレブンでビニールの荷造り紐を購入して、ついでにハサミも借りて、
レジのわきっちょでせこせこ修理した。
で、まじまじと見ると、裏がぺらんぺらんに磨り減ってしまい、ふちのほうがどんどん欠け落ちてきている。こうなると、もう寿命か。今日あたり、あたらしいのを買いに行くか。
Posted by 独酔舎 at
00:54
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