さぽろぐ

映画・TV・音楽  |札幌市中央区

ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2007年10月08日

連休いろいろ

上野行きました。

不忍池の蓮が枯れ始める寸前で、黒々と繁っておりましたっけ。
アメ横はたいへんな混雑でした。近頃あのかいわいでよく見かける、「なんでも1050円」ショップ。「閉店セール」の張り紙をベタベタ貼って、売っているのはまともな場所へはとてもじゃないけど付けていけないであろう「ゴテゴテ悪趣味系」のアクセサリー類。もちろんステージ衣装にはぜんぜんオッケーな感じなんで、たまに覗いてます。買わないけど。

お目当ては西洋美術館のムンク展。
「室内装飾画家としてのムンク」に光をあてた企画なんだと。
ムンクは関連性のある複数の作品で室内空間を飾る作業に執心していたのだそうで、「叫び」や「不安」、「生命の舞踏」なんかの作品が、もともとそうした室内装飾の一部として描かれたものだということを初めて知りました。

もちろんそのへんはムンクなんで、子供部屋の室内装飾を頼まれて風景画を描いたはいいけど公園のベンチでくつろぐ人物のなかに熱烈なラブシーンを描いちまって、クライアントがいくら注意してもなおらないもんだから、最後には苦労して描いた作品群をそっくり「返品」されちゃったりしてます。

そんなわけで、「壁画」がテーマになってるもんですから、完成作品よりも素描や習作(や、複製)が展示の大半を占めており、素人のわたしとしてはたいへん地味な印象を受けました。

それ以上に、生身の職業人としてのムンクの、「なりわい」といいますか、「営業」的な部分がロコツに前にでてしまって、なんとも・・・やっぱり社会経済的な背景とか予備知識なしでバラで観たほうが楽しいかなあ。
コアなマニアや研究者にとってはたまらない内容なんでしょうけどねえ。

×   ×   ×

さて、12月22日(土)東松山市「カフェIZUMI」でちょっとでかいライブを企画してます。
メインは佐藤GWANさん。詳細は近日中に。  

Posted by 独酔舎 at 21:13Comments(1)