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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2008年06月22日

デキソコナイの唄


あっ!またあかりさんがオモチャを散らかしているぞ。
こら、あかり!お片付けしなさい!!

×   ×   ×

いえいえ、それは違います。
上の写真は某超有名ミュージシャン
(元グランドイカ天キング、紅白出場歴あり)
のイクイップメント(使用機材)なのです。

ほら、「プレイヤー」や「ギターマガジン」なんかの巻末に、すかしたコメント入りで載ってる写真記事があるでしょ。あれだと思ってください。無理にでも。



そうです、石川浩司さんです!
今日は秩父某所のお寺さんの本堂で石川さんのライブを観てきたのです。
しのつく雨の中、お客の入りは上々。
玄関で受付を済ませると、
本堂脇の座敷に通されて、お茶とおせんべでしばし歓談。

時間が来ると主催者であるこのお寺の副住職が呼びに来る。
「それでは準備が整いましたので、ご都合のよろしいかたから本堂のほうへ・・・)

法事かよ!!

バックの“オルソブルーノ”
(管楽器とボタンアコーディオンのデュオ。かっこよかった!)がうねるようなタンゴを奏でる中、
お隣に回覧板を廻しに行くおとうさんのようなスタスタ歩きで石川さん登場。
「たま」時代を髣髴とさせるポカスカドラムが炸裂。
地元では「ハシケンん家の姉ちゃん」で有名なダンサー&シンガーのミッチさんが
羽根の生えた魚のように
ステージ前の暗がりに身を躍らせる!

いや、楽しかったです。
何も考えず自分をからっぽにして楽しめるライブって久しぶり。

ステージと客席の垣根が存在しないシチュエーションも手伝って、
リラックスしまくりの地元客。

親に連れられてきた子供たちは
走るわ飛ぶわのやりたい放題。
石川さんの足もとに散らばる玩具類が
欲しくてしかたない(笑)

えいしょうさん(あ、言っちゃった)の息子のそらぞうくんが、
石川さんにおもちゃの鉄砲を向ける。
派手なアクションで倒れてのたうちまわる石川さん。

笑いをかみ殺すオルソブルーノ。
笑っちゃってるみっちさん。

×   ×   ×

本編の最後でやってくれた「デキソコナイの唄」。
たまの後期の「パルテノン銀座通り」というCDに入ってる曲だ。

暴走族の若者たちを皮肉った詞だと思っていたら、
解散後に出版された『たまという船に乗っていた』という手記の最後に
この唄の歌詞が添えられていて、
う~ん・・・あれこれと考えちゃいました。

×   ×   ×

もし、来年あたりにまたこの企画があるなら、是非コドモをつれて観に行きたいな。
たてぶえや校歌斉唱なんかで音楽が嫌いになる前に
I-podやMP3で アイテムとしての音楽を押し頂く生活に馴染む前に



  

Posted by 独酔舎 at 23:55Comments(2)