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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2010年02月22日

敷居


「テツ」の殿堂・鉄道博物館にて
松本零士ごっこに興じる母子。

・・・うちの女性たちがこれほどまでに「テツ」だとは
想像だにしておりませんでした。

×   ×   ×

焼き鳥の街・東松山でも
一番とされる「名店」が、
我が家から徒歩3分ほどのところにあります。

独身時代、何度か飲みに行ったことがありますが、
ここ5年ばかりはサッパリご無沙汰です。

美味くて混まない店が他にもたくさんあることがわかった
・・・のも理由ですが、

何よりこの店、
作法にうるさくて、カウンターごしに
客をガンガン叱り飛ばすのです。

注文のしかた
タレの塗りかた等等・・・

食べることと
シモのほうにかかわること(?)は
自分を開放する行為だと思っておりますので、

こと飲食店で、店主が客に緊張を強いるのは
その時点で失格だと
わたしは思っております。

×   ×   ×

思えばバブル華やかなりし頃

格式ある料理店の
「格式」だけが、
それも少々いびつなかたちで
大衆店にあふれ出した結果

こうした「客を叱る店」が
増えて行き、
今も一部で幅を利かせている。

おもしろいのは、こうした「いびつさ」も含め
味の一部として評価されていったフシがあって、

「頑固」だの「こだわり」だのという
本来ネガティブな言葉が
ポジティブなものとして定着したのも
この頃だと思います。

×   ×   ×

思えば、
よろず「型破り」が
人気を集めた時代でありました。

学校の先生だったり
刑事さんだったり
スポーツ選手だったり
芸能であったり。

こうした文脈のなかに
上記の飲食店の「主客転倒」も
あったような気がします。

×   ×   ×

キーワードは「敷居」でしょうか。

敷居が低いほうへと
振れていったのが
先生や刑事さんを取り扱った
一連のTVドラマであり

敷居が高いほうへと
極まっていったのが
上記「頑固親父(オバサンもいたが)の飲食店」

(近年の、
「カリスマ」「セレブ」なんてのも
このへんの尻尾のそのまた尻尾でしょうか。)

本来高い敷居が低く
低い敷居がより高く

現実社会を超えたところで
こうした「型破り」への渇望が
進行した果てに

・・・この国は取り返しがつかないほどに
ぶっこわれてしまいました。

×   ×   ×

繰り返しになりますが、わたしは
飲食店その他のサービス業で
(・・・特殊な嗜好に答えるものは別ですが)
店主が客に緊張を強いるのは
その時点で失格だと思います。

と 同時に

自分という人間の敷居が
自分がする仕事の敷居が
自分がつくる音楽や、パフォーマンスの敷居が
どのへんにあるのかな?と
ときどき考えてしまいます。

×   ×   ×

☆2月27日(土)
前橋市千代田町5-2-10
SATOビル2F
『音楽と思想のBAR CoolFool』
027-237-1655
出演:
 新井薬師自警残党団
 miti
 独酔舎
 片山翔
開場20:00~
開演:21:00~
チャージ¥400/Drink別 

☆3月6日(土)
「語り歌の継承」
東京都国立市富士見台1-17-12 S&Sビル地下
JR南武線谷保駅北口下車徒歩2分
『かけこみ亭』
TEL042-574-3602
出演:
 館野公一
 独酔舎
開演19時
チャージ1500円(予約1300円)ドリンク別

※館野公一さん主催の連続企画「語り歌の継承」
 2度目の出演です。
  

Posted by 独酔舎 at 00:42Comments(0)

2010年02月14日

怖い遊園地(そしてyamakiの帰還)

昨日は凍雨→雪
今日の午前中は濃霧。
なかなか家族で
パ~っと遊びにいこうか!
ってな気になれない今日この頃。

退屈がって騒ぐあかりさんを連れて
加須の「む●しの村」に出かけた。

農林公園ふうのスペースに
ちっこい遊園地がくっついていて、
わりとリーズナブルな値段で楽しめるのだが、

狭い敷地にたくさんのアトラクションが
詰め込まれているので
特に「回転系」のものが怖い。

回転半径がちいさいぶん
遠心力がすごいので、
モノによっては
いい大人が乗っても
結構怖い!
(浅草花屋敷と同じリクツ)

あと、小さなトロッコに乗って
おとぎの国(屋内)を巡るようなやつが
あったのだけど、

この「おとぎの国」

「白雪姫」とか「赤ずきん」とかの
童話の場面を再現している
つもりらしいのだが、

あきらかにデパートの洋品売り場の
使いまわしのマネキンで
むりやり造られてるうえに

全体にものすごく古びて
物寂びているもんだから

はっきりいって
半端なお化け屋敷より
よっぽど怖いのだ。

あかりさんがひきつっていた。

×   ×   ×

「たばこ祭り」以降
いきなり鳴らなくなって、
綾部のキムラ君のところに
修理に出していたヤマキが還って来た。

表板のブレイスの
かなりの部分にガタが来ていたようで、

そうでなくても古いギターであるところに、

去年春いらいのヘビーローテーション
+リッターケースでの長距離移動
+屋外を含む悪条件下での演奏

その他が一気にキテしまったものらしい
(身に覚えあり)

×   ×   ×

先週の『虫の音』が復活ライブだった。

まだ100パーセント元通りとはいかないけど、
音の「芯」みたいな部分は戻ってきたので、
ボチボチ馴らしていこうかなと。

×   ×   ×

そういえばこのギター

ウチに来た当時は
ぜんぜん鳴らなかったんだけど

ローズウッド特有の
お香っぽい匂いが
プンプンしてて、

特にピックでガンガンやったときに
サウンドホールからこの匂いが
ぼわっと上がってくるのが
好きだったのだけど、

ある時期からこの匂いがぜ~んぜんしなくなって

それと時を同じくして
ギターじたいが
うるさいほど鳴るようになったんだよね。

理由はわかりませんが。   

Posted by 独酔舎 at 23:22Comments(0)

2010年02月12日

“おでん”異変

スーパーで売ってる“おでんパック”
練り物類がバランスよく入ってるんで、
これを基本に大根やらコンニャクやら卵やらを
足していくのが、我が家の基本なのだけど

先日、たんぽぽさんが買ってきた“おでん”に
こんなものが入ってましたのん。

「満足度アップ」って・・・
いえ、別に不満はもっておりませんが。

ほうほう。
おでん→カレーおでん→カレーうどんとな。
つまり、魚介ダシのカレーだ。
単純に考えてうまそうだよね。

家計にもやさしそうだし、
とりあえず試してみるか・・・  

Posted by 独酔舎 at 23:35Comments(0)

2010年02月07日

赤城山は雪だった。

関越自動車道下り車線
上里SA付近から見る赤城山は
灰色の雪雲にすっぽりと覆われていた。

「ほんとにライブなんかできるのかね?」
助手席のGWANさんと顔を見合わせる。

×   ×   ×

インターを降りて
前橋市街地を抜け
赤城山神社の大鳥居をくぐって

ずんずん登っていくと
・・・意外や、空はおだやかに晴れている。
ときおり風花(かざはな)が舞うものの、
雪は前日来のものが日陰にふきだまっている程度。

結局、予定より1時間近く早く
喫茶『虫の音』に到着。
店主のチエちゃん・音響のアンダーソン氏にご挨拶。
「なあんだ、これなら大丈夫だね。取り越し苦労だったよね。」

×   ×   ×

ちょっと遅れて、共演の「ならじん」さんが到着。

「すごいよ!大鳥居から上は吹雪いてるよ!」

窓の外を見ると、さきほどの風花は
いつのまにか横殴りの吹雪となっており、
空はどんよりと鉛色。

×   ×   ×

様子を見に出たアンダーソンが、
全身雪まみれで戻ってくる。
駐車場の入り口の雪掻きをしてくれたらしい。
「路面にも積もり始めてます。」

×   ×   ×

「ごめん、この天気じゃちょっとムリだっ!」

来場予定だったお客さん数人から
キャンセルの連絡が入る。
(いわば自然災害で不可抗力なのに
 ・・・わざわざありがとうございました!!)

×   ×   ×

こりゃ、出演者+スタッフ=5人で
車座の歌飲み会かな?
まあ、それも風流でいいかもしれんな?

『石狩挽歌』に出てくるニシン番屋の
寒々としたシチュエイションが
二度・三度とあたまをよぎる。

×   ×   ×

がらり、と
玄関の引き戸が鳴る。
にぎやかな話し声。

あなめずらしや それに見えるは
ひょっとして観客様ではございませんか。
盲亀の浮木・うどんげの
花の咲きたるここちして
ここで遭ったが百年目
(意味不明)

『虫の音』のライブで
いつも顔を見る常連さんや
遠方から
(ノーマルタイヤで!)
駆け付けてくださった音楽仲間で
満員・・・とはいかないまでも
客席の熱気は上々。

「ぼちぼちお願いします!」
アンダーソンの声に背中を押されて
今日のライブのホスト/一番手のわたしが
ステージに向かう。

×   ×   ×

暮れの肺炎騒動をきっかけに
ひさびさにマイブームになっている
ウクレレ昭和歌謡メドレーから
まったりスタート。

中盤以降はオリジナルで

*わかっておくれよシュガー
*あぶく
*花売り
*いなだまの国

「あぶく」、ちょっとだけGWANさんにほめてもらえて
うれしかった。

×   ×   ×

近頃、ならじんさんが
ソロのステージを増やしていることを知って、
いつか観てみたいと思っていた。

これほど骨太のメッセージソングで固めてくるとは
正直、想像していなかった。

×   ×   ×

8時半を過ぎる頃、GWANさんが登場。
この日の天候に合わせて
「河童」からスタート。

「お日様」「かまねこ」「ブス」のブルース三部作から

名曲「マリーファラー」
→「星空」の流れは
“ほとんど反則”という声もでたほどのハマりかた。

その後、わたしがオートハープで呼んでもらって
「たんぽぽのお酒」
「ほんのちいさな歌」
「くじらの眠りかた」

ならじんさんのハープで
「なおちゃん」

三人一緒で
「ハロームーン」
「あさりら」

アンコールも三人で
「あんた」。

×   ×   ×

「あの歌は、
どんな手段を使ってでも
世に出していかないとダメですよ!」

“あかんぼ殺しのマリーファラー”について
打ち上げの席で、
今井よーぴん洋一さんが吐いた一言。

もろもろの
大人の事情はさておいて、

わたしも、そう思います。   

Posted by 独酔舎 at 22:33Comments(2)

2010年02月03日

今週末のライブ(@赤城山『虫の音』)

佐藤gwanさん
ならじん@荒川団さんと
群馬は赤城山のふもとの
ライブカフェ『虫の音』でライブです!

わたしのミスで、
ちょっと開演時間がずれてしまいました。

× 18時開演

○ 18時半開場
   19時開演


☆2月6日(土)
群馬県前橋市富士見町赤城山1140-37
喫茶『虫の音』
027(288)6934
http://ktmhp.com/hp/kissa-mushinone/1
出演:
佐藤GWAN博
ならじん
独酔舎
開場18:30
開演19:00
チャージ\2000(+1オーダー別)
  

Posted by 独酔舎 at 21:22Comments(0)

2010年02月03日

かがくい ひろし

「かがくいひろし」さん。
絵本作家です。

はじめてこの名前を眼にしたとき、
柳田理科雄さんみたいなサブカルの人が
子供向けの絵本を書いてるのかと思ったのですが、
なんと 本名でした。
→加岳井 広

なにごとも、聞いてみにゃわからんものです。

色鉛筆(・・・フォトショップじゃないとおもうんだけど)
のふわ~っとした線と色づかい
そのタッチにふさわしい ふっくらと立体感に富んだ描写

(もともと立体造形を追求していたかただということを、ついさっき知りました)

なにより、落語や良質のコントを思わせる
ユーモアのセンス
登場人物の造形や性格づけの
念入り かつ 魅力的なこと。

(表紙の見返し部分の余白に、
登場人物のプロフィールが
みっちり書いてあったりします!)

思えば去年の夏。
あかりさんに買い与えた『はっきょい畑場所』

この1冊のじんわりした破壊力に
親のほうがすっかり参ってしまい、
いまやあかりさんの本棚は「かがくい」作品だらけ。

こんなにイカした絵本を描くひとは
どんなやつなんだんべ。
調べてみたら・・・

去年の9月に亡くなっていました。
わたしら一家が はじめて
かがくいさんの本を手に取った
ちょうどその頃のことです。

×   ×   ×

大学で彫刻を学んだ後、
特別支援学級の教員として
こどもたちのための造形作品や
人形劇などの
地道(?)な表現活動を手掛け

2005年
絵本作家としてデビュー。

1955年生まれというから
遅咲きといえば
すこぶるつきの遅咲き。

2008年、
「だるまさん」シリーズが空前のヒット!
http://newblog.ehonnavi.net/2009/01/post_153.html

2009年
教職を退かれて
さあ、これから
創作活動に・・・

と思ったであろう矢先に。

あとには
台所の茶箪笥の奥に
ひっそりと置かれたオヤツのような
16冊の絵本が

残されました。

×   ×   ×

今月、
かがくいさんの遺作が
出版されたのだそうです。
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=34896

なにしろ田舎なもんで、
まだ実物を手にとってはいないのですが。
読みたいような
読みたくないような。

《追記》
雑誌「イラストレーション」の今月号が、かがくいさんの特集です。
未完の絵本のラフスケッチとか
奥様のインタビューなんかも出ていて
お勧めです。  

Posted by 独酔舎 at 21:21Comments(2)