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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2011年11月06日

イサトさん

K藤さん、見てますか~!!

×   ×   ×

はじめて
中川イサトさんを聴いたのは、中学生のとき。
当時学校でいちばんアコースティックギターがうまかった先輩の家で
(ちなみにわたしの中学は
1980年代にしてなおエレキ禁止だった)
いろんな音源をきかせてもらった。

アルディメオラだったり
ドックワトソンだったり
長谷川きよしだったり
「どうだ、こんなの聴くとギターやめたくなるだろう!」
と、何故か得意気に語る三浦先輩(お元気だろうか?)

そんな彼の秘蔵のLPやカセットのなかに
イサトさんのものもあった。

「メロディーと伴奏をいっしょにやっちゃうなんて
スゲェ人だな」と思った。

なんか、大勢で寄ってたかって
音をつくるよりも
ひとりで充分に成り立っている感じが
カッコよく思えたのだ。
・・・このへんの嗜好は
いまもあまり変わっていない。

高校にあがって、同級生や
周囲の「大人」のひとたちから
ごく断片的ながら
イサトさんの曲が入ったカセットを
貸してもらえるようになり、
かたっぱしからダビングした。

当時はハードロックバンドで
レインボーや子供ばんどなんかをやっていたのだが、
そのかたわら、上記のカセットテープを
びろびろになるまで巻き戻して
「六番町Rag」や「西風」
「お多福」「朋美の散歩」なんかを
きりがないほどコピーした。
(もうほとんど弾けなくなってるけど)

18のとき、「浪人」というやつを経験した。
最後の志望校の「不」合格発表を見に行って
(いまはネットで確認できるらしいですね)
浪人が決定したかえりみち

それでも、ものめずらしさで覗いた
桜上水の駅前の中古盤屋で
イサトさんの『1970年』と『黄昏気分』を見つけた。

CDの普及=復刻ブームの前夜であり、
「イサトさんのレコード」の実物を見るのは初めてだった。

家に帰り、レコードに針を落とす(死語)と、
聴きなれないまるっこい歌声が
スピーカーから流れてきた。
ありゃ?

そう。それまでわたしが聴いたイサトさんの音源は
すべてインストばかりだったのだ。

わたしに音源を貸してくれたのが
みんな“ギターを弾くひと”だったので

おそらく、そのひとたちが個人的に編集したカセットや、
1977年の『1310』以降の
ギターソロのみのアルバムを
聴いていたのだと思う。

やわらかなフィンガーピッキングに乗せて語られる
訥々とした歌声に、
しかし、ギターソロ以上にこころが震えたんだ。

佐藤GWANさんの唄が
はじめからスッとからだに入ってきたのも、
イサトさんを聴いていたからだと思う。

(・・・俳優志望だった若き日のGWANさんに
ギターを教えてくれたのはイサトさんだと聞いた。)

今でこそ もっぱら
「押尾コータローの師匠」として知られるイサトさんだが

『五つの赤い風船』つながりの有山じゅんじさん
吉祥寺系シンガーの首魁 故・高田渡さんだって
当然、イサトさんの影響をうけていないはずはない。

今でも、わたしが弾くギターの7割
うたう唄の3割くらいは
直接・間接的な「イサトさん」で成り立っている。
そんなことを、再確認した夜だった。
  

Posted by 独酔舎 at 00:29Comments(0)

2011年11月04日

録音とか、謙さんとか、五郎さんとか

はい、録音してます。

前回はマイク4本たてて
ほぼ一発録録りだったのですが

今回は「宅録の匠」のご協力をあおいで
ちょっとまじめに。

これがなかなか難しいですね。
いろいろといじる余地があると思うと
ああしたい、こうしたいと
身の程知らずにも
どこか甘えが出ます。

一発録りだと
「しょせんこんなもんの自分」
というのが前提にあって、
バサバサと切り捨てながら進んでいく感じだったのですが。

あと、
「ここはピアノだよなぁ」とか、
「ここでハチャメチャなノイズギターを入れたいよなぁ」とか

いろいろ実験的なことも・・・
ああ、きりがない。

×   ×   ×

で、ライブのほうは
かなりおろそかになるわけです。

いまのところ
年内は、前座仕事が2本。

11月26日は
秩父『ホンキートンク』で
北村謙ライブの
オープニングアクト。
http://www.chichibu.ne.jp/~honky/

12月14日は
代々木『マイバックページス』で
中川五郎さん+永原元さんの
オープニングアクト。
http://www.zoono.co.jp/index.shtml

ともに時間は短いですが、

ことしに入って
いろんな人やモノゴトに
影響をうけまくった、
今現在の「こんなもんの自分」を
ぶつけていきたいなと思います。
  

Posted by 独酔舎 at 00:13Comments(0)

2011年11月03日

ノイズ様

予報では、二十何度の小春日になるはずだったのに
小雨がふったりして、
暑いんだか寒いんだかわからない一日でしたね。

あかりさんにせがまれて、熊谷のシネコンに
プリキュアの映画みにいってまいりました。

立場上(?)テレビ版は
ほぼ毎週チェックしてるわけですが、

劇中、敵のボスキャラとして
世界から音楽をうばってしまう悪の権化
「ハウリング」というのが登場して

ごくたまにミキサー卓をいじる身としては
マイルドに心の傷をえぐられたり
(ハウらせたくてハウらせてるんじゃないやい!)

それにしても、
ハイノさんやミズタニさんや
ヒロシゲさんの立場は?
とか、要らん心配をしてしまうのでありました。

でもねでもね、
踏んづけのディレイのツマミいじって
きゅんきゅん発信音出す楽しさ

歪みモノ2個直結して
パッコーンと踏んだときの
ほぼ台無しな爽快感は
きっときっと
良い子のプリキュアたちにも
わかってもらえるとおもうのです。

・・・ちなみにテレビ版のラスボスの名前は
「ノイズ様」と、いいます。
し~らない!  

Posted by 独酔舎 at 23:38Comments(0)