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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2013年09月22日

旅の衆

一泊で、父の実家のある新潟を巡ってきた。

母の葬儀にいただいた香典のお返し
ほんとは新盆までに何とかするつもりだったのに
忙しさにかまけて
なんとなく延び延びになっていた

一周忌の計画を立てる前に、
こいつを一気に済ませてしまおうという。

さいわい天気にも恵まれ、
土曜日の早朝に出発したので
渋滞にもまきこまれず

高校時代いらい
ほぼ30年ぶりにお邪魔する父の実家をはじめ
はるか記憶のかなたの親戚や
初めて会うイトコ・ハトコに
たくさん逢ってきた。

最近めっきり物忘れがはげしくなった父が、
それでも兄弟姉妹と話をするときには
ずいぶん生き生きとして
声音までひと昔前にもどったように
朗らかだったのが
すこしうれしかった。

×     ×     ×

「・・・旅をしてるひとたちは、
若いときは忘れていても
この年になって夜中に電車の音を聞くと
“ああ、××(実家)に帰りたいな”
って思うんだそうだよ。」

老舗のお茶屋に嫁いだ
父のすぐ上の姉さん(76)が
そんなことを言った。

別に、わたしの一族に
生涯を旅また旅の中で暮らす
バックパッカーみたいな風来坊が
ごろごろしているわけではない。

嫁いだり、他所で所帯を持ったりして
地元を離れることを
そのあたりではごく普通に
「旅をする」というのだ。

×     ×     ×

「だって、家も家族も他所にあるんだろ?
お墓も別にあって、・・・もう帰ってこないんだろ?」

「おかしいだろ。でも、そうなのよ。

“旅の衆(たびのしゅう)”って言ってね。
昔っからそう呼ぶのよ。」

長岡市街の居酒屋で
おそい晩飯を食いながら、
父とそんな話をした。

旅の衆。
やさしい、いい言葉だ。

生まれ故郷をはるか離れて幾星霜
仕事をもって家族をもって
すっかり世代も替わり

あるひとは亡くなったり、
あるいは存命でも
いろんな事情で
会いに行くこともかなわない。

そんなひとたちのことを

「あのひとは旅に行った」と
語るひとたちがいて。

“闇将軍”と呼ばれたダミ声の政治家が失脚してからこっち
この国の盛衰からすっかり忘れ去られたような北国で

そんな会話が交わされていることに
ちょっと気持ちがずきりとした。

ぼくらはみんな「旅の衆」だ。
二度と帰ることがなくても
ふたたび逢うことがなくても
たとえ、おたがい
遠い知らないくにの土に還っても

「異邦人」ではなく
「旅の衆」なのだ。

そう考えると、
どんなにさよならをくりかえしても
さびしくないな、なんて思った。

  

Posted by 独酔舎 at 19:48Comments(0)

2013年09月17日

ライブだったり嵐だったり

いきてますよぅ!
無事に帰ってきましたよぅ!

・・・ってなわけで、関西プチツアーのご報告。

×     ×     ×

3年目の伊吹山音楽祭

出演者も増え、とりわけビッグネームの方たちの姿が目立ち
すっかり弱気になったわけでもないのだけど
今回、いつになくマジメにリハを重ねてのぞんでみました。
だからって、急に別人になれるわけでもないんだけど
やっぱり練習は裏切らないな、とも思いました。

「音楽祭」ですからね。
もちろん歌ったり聴いたりも楽しいわけですが、
これまでご挨拶するだけだった大先輩たちと
今回はたくさん話ができたのが、いちばんのお土産です。

このご縁をいただいた北村謙師匠に感謝です。

×     ×     ×

一日目の打ち上げを終えて車中泊。

台風の先触れなんだろう
未明からバケツをひっくりかえしたような豪雨。
ああ、こりゃ二日目は室内開催だな。
昨日のうちに出番が済んじゃってよかった。

トイレにいこうとドアをあけると、
ふりしきる雨の中に打たれて
・・・28センチのでか靴が
きちんと揃えて脱いであった。
しまっとけよ自分。
台風きてんだからさ。
いきなりバッドモーニング。

×     ×     ×

二日目の音楽祭メインステージは、
木造の巨大な舞台のうえに
客席まで取り込んで開催。
なかなか見ることのない景色だけど
適度な開放感と
客席とステージの親密感があって
好ましい感じだった。

×     ×     ×

屋内に組まれたサブステージとのあいだを
適当に行き来しながら
3時まで楽しんで、
その日は夜も京都でライブだったので
後ろ髪引かれる思いで伊吹山を後にしました。

毎年抱腹絶倒の「めおと楽団ジキジキ」と
豪華メンバーだったらしい中川五郎さんのステージが観られなかったのが
なんとも心残りだ・・・

×     ×     ×

15日夜は、京都府一乗寺「ウッドノート」。
文字通りウッディーで落ち着いたスペースでした。

BGMにアイリッシュが流れ、
壁には数本のティンホイッスルのほかに
ロードバイクのパーツなども掛けられており

アイリッシュを売りにしつつも
決してマニアックになりすぎず
過剰な演出もない
いい意味で敷居の低いお店。

京都にはこういう
大人向けのカフェや喫茶店が多くて
うらやましい限りです。

この日のライブは京都の「脱力系」
楠木しんいちさんに組んでいただきました。
残念ながら楠木さんご本人は
所用があり、出演することはできなかったのだけど、
おとさんとわたし、それに地元のベテラン三島邦生さんとの共演でした。
三島さんは端正な唄と、しなやかで引き出しの多いギター。
三島さんもそうだけれど、京都で出会うギター弾きには、
オーソドックスなスタイルをきちんの身に着けたうえで
自分ならではのスタイルを構築しているひとが多い気がします。

ほかにも、お名前はあちこちでお見かけしていた
「オジョー」さんとはじめてお会いできたり
関東ツアーでもご一緒した砂布均さんと
ほんとにひさしぶりでお会いしたり
用事を終えた楠木さんが駆けつけてくださったり

実に和気藹々と・・・過ごしているうちにも
雨風は際限ないほどに強く激しく!

×     ×     ×

「台風は昼に上陸するそうだから、それまでには中央道で
内陸に逃げ込んでしまおう!」というので、

朝五時に目を覚ますと、
京都は見事な「被災地」になっておりました。
携帯のエリアメールの警戒音がつづけざまに鳴り響き、
ディスプレイには「特別警戒警報」という耳慣れないフレーズ。

テレビをつけるとアナウンサーが
「ただちに自分の身を護るための行動をとってください!」
と呼びかけてくる。

こりゃ動けんだろ!

結局、すこし時間をおいて
台風のうしろをそろそろと追いかける作戦に変更。
雨風がおさまった午前8時に宿を出発しました。

街路樹の枝葉が散乱する白川通りを走り出したとたん、京都東インターが閉鎖に。
渋滞のなか、東山を抜けて
なんとか大津インターに近づいたら、ここも閉鎖。
渋滞を避けて琵琶湖西岸を北上し、
琵琶湖大橋をわたって栗東インターに近づいたと思ったら
ここも事故で閉鎖。

彦根から先はつながってるというので、
混み合う一般道をさらに東へ。
その間もエリアメールは鳴り続け、
停電だったり、断水だったり
いま自分たちが走っている場所が
避難勧告区域のまんなかであることに
気付いてしまったり。

結局、昼近くなって
ようやく彦根インターから名神高速に乗ることができました。
その後は意外なほどスムーズ。
あんな状況だから
クルマに限らず、移動自体を避けたひとが
多かったのかもしれません。

それでも時折激しい雨風にさらされつつ、
10時間かかってなつかしの我が家に
なんとか帰り着くことができました。

おとさん、ほとんど運転お願いしちゃってすみません。
おつかれさまでした。またどっかいきましょね。

そして、この三日間
かかわりあえたすべての皆様に感謝です。
ご縁があれば、きっとまたお会いしましょう。

10/4(金)
「104良い梨フェスティバル」
10/4を良い梨の日にしよう!!
出演:独酔舎・kaku
投げ銭
稲城『green world cafe』
東京都稲城市矢野口2208
ステーションサイドビル栗山2F
京王よみうりランド駅徒歩1分
http://green-world-cafe.com/schedule.html

10/5(土)
国分寺『giee』
http://giee.jp/
19:30オープン
20:00スタート
\1500+ドリンクオーダー
・独酔舎(vo,g)
・中川龍也(vo,g) http://www.geocities.jp/ohne_ende2004/
・黄 秀彦(ファン・スオン)(vo,g) http://livebloomin.web.fc2.com/hwang_sooeon.html

10/19(土)・20(日)
『中津川べりフォークジャンボリー』
http://www.dagomba.com/
19日17:00から歌います。

  

Posted by 独酔舎 at 20:45Comments(0)

2013年09月06日

ライブスケジュール

超ひさしぶりですが、
来週末は関西です。
9/14(土)・15(日)
伊吹山音楽祭
http://www.officeken.net/imf/
「元祖ばった屋」で出演。
ことしは14日午前11:25から歌います。
http://www.officeken.net/imf/13entry.html

9/15日(日)
19:00~
一乗寺『ウッドノート』

京都市左京区一乗寺
大原田町23-3
電話075-722-9302 
http://www.kyoto.zaq.ne.jp/dkadn604/woodnote.htm
入場料200円+ドリンクオーダー
+投げ銭
出演 三島邦生・おと・独酔舎

・・・and more!

  

Posted by 独酔舎 at 03:48Comments(0)