2004年09月11日
ちょっとミステリー
それは昨日の朝、仕事場の掃除の時間に発見された・・・
「あらら、これ何だ、足跡?」
わたしのデスクの後ろで忙しく箒を動かしていたパートさんが妙な声をあげた。
彼女が指差す場所を見ると、なるほどプレハブ事務所の床の上に妙ちくりんな痕跡がひとつ。
「ほらね、●●さん(俺じゃ)のとこからこっちにず〜っと続いてるんですよ。」
なるほどなるほど、わたしの座ってるすぐ後ろあたりから始まって、プレハブの出入り口のあたりまで、まったく同じものが点々と続いている。
とたんに私の眉毛が3倍くらいの太さにわりわりと生い茂り、さきおとといの晩にテレビで見た「藤岡弘探検隊」の藤岡隊長へと変身。
「(太い声で)おいチョット待て!こりゃ一体なんだ!?」
隊長はすばやく「足跡」の上にしゃがみこみ、冷静に観察する。
細長い瓢箪形でいかにも足跡を思わせるが、ほとんど左右対称。靴やスリッパの跡・・・にしては、表面になんの文様も見えない。(スリッパだって滑り止めのギザギザか、縫い目の跡くらい残るもんだ。)
写真の「足跡」(赤点線で囲った部分)を上に写ってるモップと比べてもらえばわかるように、かなり小さいものだ。大き目のナスビくらい(15センチくらい?)。
子供か、ごく小柄な女性?・・・にしては、間隔が1mくらいとかなり幅広なのが不自然。
「(太い声で)カメラを持って来い!それから、石膏で型を取るぞ。
まだこの近くにいるかもしれん。(叫ぶ)みんな気をつけろ!今夜はここでビパークだ!」
「はいはい、わかったわかった。」
「掃除の邪魔だからね。どいてどいて!」
手に手にモップを持ったパートさんたちがずかずかと踏み込んできて、「足跡」は無情にも消されてしまう。わたしの「隊長」眉毛もしゅるしゅるともとの太さにもどり、すごすごと背中丸めて机に向かう。
さ、仕事仕事・・・・
× × ×
石膏型は取れなかったしビパークして徹夜の張り込みもできなかったが、かろうじて写真だけは撮れた。それにしてもホント、あの「足跡」はいったいなんだったんだろうか。
わたしのデスクの後ろで忙しく箒を動かしていたパートさんが妙な声をあげた。
彼女が指差す場所を見ると、なるほどプレハブ事務所の床の上に妙ちくりんな痕跡がひとつ。
「ほらね、●●さん(俺じゃ)のとこからこっちにず〜っと続いてるんですよ。」
なるほどなるほど、わたしの座ってるすぐ後ろあたりから始まって、プレハブの出入り口のあたりまで、まったく同じものが点々と続いている。
とたんに私の眉毛が3倍くらいの太さにわりわりと生い茂り、さきおとといの晩にテレビで見た「藤岡弘探検隊」の藤岡隊長へと変身。
「(太い声で)おいチョット待て!こりゃ一体なんだ!?」
隊長はすばやく「足跡」の上にしゃがみこみ、冷静に観察する。
細長い瓢箪形でいかにも足跡を思わせるが、ほとんど左右対称。靴やスリッパの跡・・・にしては、表面になんの文様も見えない。(スリッパだって滑り止めのギザギザか、縫い目の跡くらい残るもんだ。)
写真の「足跡」(赤点線で囲った部分)を上に写ってるモップと比べてもらえばわかるように、かなり小さいものだ。大き目のナスビくらい(15センチくらい?)。
子供か、ごく小柄な女性?・・・にしては、間隔が1mくらいとかなり幅広なのが不自然。
「(太い声で)カメラを持って来い!それから、石膏で型を取るぞ。
まだこの近くにいるかもしれん。(叫ぶ)みんな気をつけろ!今夜はここでビパークだ!」
「はいはい、わかったわかった。」
「掃除の邪魔だからね。どいてどいて!」
手に手にモップを持ったパートさんたちがずかずかと踏み込んできて、「足跡」は無情にも消されてしまう。わたしの「隊長」眉毛もしゅるしゅるともとの太さにもどり、すごすごと背中丸めて机に向かう。
さ、仕事仕事・・・・
× × ×
石膏型は取れなかったしビパークして徹夜の張り込みもできなかったが、かろうじて写真だけは撮れた。それにしてもホント、あの「足跡」はいったいなんだったんだろうか。
Posted by 独酔舎 at 14:29│Comments(1)
│毎日
この記事へのコメント
そりゃああんた、
座敷わらしに決まってるべえ。
座敷わらしに決まってるべえ。
Posted by ゲスト at 2004年09月11日 21:47