手酌でGO！

関東平野から荒川を遡っていくと寄居あたりで左右に山が迫って来て、秩父山地に入ります。
荒川の谷底をうねうねと走る国道140号線をぐんぐん進むと、皆野の町を過ぎたあたりで谷がふたつに分かれます。
左の140号をそのまま進むと、巨大な相合傘みたいな武甲山が正面に見えてきて、秩父盆地に入ります。
右の谷をひたすら遡っていくと、うねうねとした谷筋の空がとつぜんぽかりとひらけて、かくれざとのような小鹿野の街に入ります。

今日は（もう「昨日は」だ）小鹿野の商店主組合のみなさんが運営してるレストラン＋地場産センター＋郷土資料館、『夢鹿蔵（ゆめかぐら）』でライブ。おなじみ「皆野ホンキートンク」の出張フォークナイトであります。


尾根ひとつはさんで北に往年のシルクロード＝群馬県富岡・藤岡エリアに接する小鹿野は、明治のころの生糸景気で相当に沸き立ったところ。
一方、南にはかつて「大宮郷」と呼ばれた秩父神社の神域・秩父盆地。
てなわけでこの地域には一時、神楽・里歌舞伎といった「芸の華」が咲き狂うことになる。

ライブの会場になった夢鹿蔵の二階は、里歌舞伎の資料室になっている。で、この資料室がそのまま、わたしらの楽屋になったわけだが。


ステージ背景に歌舞伎のくまどりをするおっちゃんの大顔面。
べつに、えいしょうさんが食われそうになってるわけではありません。


また爪を割っちゃった。
「あかり」という曲の後半にスチール弦のギターを右手の爪でがちゃがちゃ掻き鳴らす場面があるんですが・・・
親指の爪のわきっちょから、爪と肉がくっついてるあたりまでざっくりとイッちゃいました。

カルシウムが足らんのだろか。サカナの骨を食わねば。
あ〜、来週末も曼陀羅でライブなのに、この右手！
どうしましょったらどうしましょ。

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ここで業務連絡。
秩父きよこさん！
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この文字をカチカチっとやると、わたしの（正確にはうちのかぁちゃん＝たんぽぽさんの）掲示板に行けるからね。

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