2006年03月31日
寒いってば!
せっかく桜が5分ばかり開いてるのに、この寒さよ。
夜桜見物もできやしないぜ。
例によってかぁちゃんとあかりさんが実家に帰ってしまったので、ひとり『たまの最期』というDVDを見ている。「たま」の解散ライブの記録だ。
ホームビデオの映像&音声で、けっこうとっちらかった部分も多いのだが、今観てあらためて思うのが、このバンド(?)の演奏力の確かさ。
「実はドックワトソン好き」という知久のギターはいうまでもないが、出色は「山下清」こと石川浩司。むちゃくちゃな事やってるはずなのに、一挙手一投足が確信に満ちている。思いつきやいい加減なところがなく、出てくる音に安定感がある。
ドラマーになりたいんじゃなくて、「へんなものをたたいてるひと」になりたいのだと広言し、その言葉どおり、「へんなものをたたく」プロになってしまった。「石川浩司のプロ」になってしまった。
「ヘンな奴」は最大級の賛辞だ。ソツなくお手本をなぞって小奇麗にまとまってる奴よりもどんなにかいいだろうと思う。
「ヘンな奴」がヘンなままに、ヘンな方向に突き抜けていって、ムリヤリ市民権をもぎとってしまう姿は痛快だ。ポップミュージックに家元制は必要ない。
ホームビデオの映像&音声で、けっこうとっちらかった部分も多いのだが、今観てあらためて思うのが、このバンド(?)の演奏力の確かさ。
「実はドックワトソン好き」という知久のギターはいうまでもないが、出色は「山下清」こと石川浩司。むちゃくちゃな事やってるはずなのに、一挙手一投足が確信に満ちている。思いつきやいい加減なところがなく、出てくる音に安定感がある。
ドラマーになりたいんじゃなくて、「へんなものをたたいてるひと」になりたいのだと広言し、その言葉どおり、「へんなものをたたく」プロになってしまった。「石川浩司のプロ」になってしまった。
「ヘンな奴」は最大級の賛辞だ。ソツなくお手本をなぞって小奇麗にまとまってる奴よりもどんなにかいいだろうと思う。
「ヘンな奴」がヘンなままに、ヘンな方向に突き抜けていって、ムリヤリ市民権をもぎとってしまう姿は痛快だ。ポップミュージックに家元制は必要ない。
Posted by 独酔舎 at 20:42│Comments(0)
│毎日