さぽろぐ

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2007年12月29日

てれび

毎日朝飯だけはね、わたしがじぶんの好きなものを作らせてもらってます。これは独身時代からのアタシにとっての“儀式”みたいなもんでして。なにしろ肉体労働者ですからね。朝イッパツ目につっこむガソリンが、その一日のテンションを決定してしまうような気がするんです。

でも、今日の朝飯はちょっとフライングの手抜き雑煮でした。真空パックの餅を焼いて、ゆうべの残りのおひたしとけんちん汁をかけただけ。家中風邪引きで手の込んだものを作る気になれなかったもんで!
真空パックは味気ないけど、一年中いつでも食べられるのはいいね。

×   ×   ×

正月休みに入って、ずるっとTV観てて思うこと。

大相撲の、しかも横綱相手の取材に、芸能記者を出すのはやめてくれ。
「お正月モンゴルに帰れませんが、どうですか?」
壊れたテープレコーダーか、おまえらは。
たのむから相撲にぜ~んぜん興味のないヤカラに、相撲の取材をさせないでくれ。

(朝青龍ネタに関してはものすごく言いたいことがいっぱいあるんだけど、本筋からはずれるので自粛。ただね、自分の部屋の力士を必要以上に痛めつけるからと出稽古を断わった部屋持ち親方衆・・・恥ずかしくないのかね?)

×   ×   ×

「お笑い番組」のスタイルが変わってきたね。
芸人はベルトコンベア式に流されてきて、数十秒~1分程度の「ネタ」をこなし、時間が来たとたんにサーッと舞台ソデに流されていく。ヒナ壇に並んだ審査員(元「芸人」やら俳優やらモデルやら・・・)が無責任きわまりない講評をしていって、挙句、その基準がよくわからないままに点数が付いたり付かなかったり、「合格」だったり「失格」だったり、「防衛」だったり「新王者」だったり・・・

あれね、「消費」って言葉がこわいくらいぴったりはまるんです。
そうなんだ。いまや、「講評」がひとつの芸となってしまっていて、講評される側はひたすら消費され消え去っていくばかり。もう、誰がなにやってもおんなじなんだ。

贅沢は言わないよ。そんなに毎日毎週テレビに出なくてもいいからさ、5分なり30分なりの枠を自分の色で染められる、ちゃんとした芸を観たいだけなんだよ。

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Posted by 独酔舎 at 22:45│Comments(2)
この記事へのコメント
同感、同感、気持ちいいほど同感ですよ。
ほんと、情報化社会ってのは隅から隅まで消費ばっかしで、情報と言っても屁みたいなもんばっかしですよね。
 今年はひょんなことでお知り合いになれてお世話になりました。
いろんな活動をしている人がいることを知ったこと、今年の収穫でした。
風邪を治してよいお年をお迎えください。
Posted by wakachan at 2007年12月30日 18:21
時間があるというのもいかがなものかとふと自分の生活の中で
感じる瞬間がある。時間があると余計なことをつい考えてしまう。

独さんがヒマとだからとは決して思わないが、時間があるから
テレビが見られる。見る人がいるからテレビが成り立っている。
また見せたいと思って何とか興味を引こうと、変な取材でも話題性が
最優先となる。

まさに消費、使い捨てその場主義の結果オーライ。
しかしその使い捨ての陳腐な芸で自分の貴重な時間を浪費させられ
たくはない。それより、ギターなりウクレレ弾いている方が楽しい。

テレビという媒体は現代の生活では必需となっているものの、
やはり自分のペース、価値観で取捨選択するだけの余裕は持っていたい。
偉そうなこといってるけど、私はギター弾いてる時間が自分にとっての
貴重な時間なのかも知れない。

まぁまとまりないけど。ことしも平和に終えることが出来そうです。
独さんとは来年これから新たなこと起こりそうな予感。
このワクワク感を大切にしていきたいと思います。

来年もよろしくお願い致します。
今日は何気に牛なべ延長戦の大納会でした。
Posted by 義太朗(guitaro)@牛なべ at 2007年12月31日 00:27
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    コメント(2)