2010年02月07日
赤城山は雪だった。
関越自動車道下り車線
上里SA付近から見る赤城山は
灰色の雪雲にすっぽりと覆われていた。
「ほんとにライブなんかできるのかね?」
助手席のGWANさんと顔を見合わせる。
× × ×
インターを降りて
前橋市街地を抜け
赤城山神社の大鳥居をくぐって
ずんずん登っていくと
・・・意外や、空はおだやかに晴れている。
ときおり風花(かざはな)が舞うものの、
雪は前日来のものが日陰にふきだまっている程度。
結局、予定より1時間近く早く
喫茶『虫の音』に到着。
店主のチエちゃん・音響のアンダーソン氏にご挨拶。
「なあんだ、これなら大丈夫だね。取り越し苦労だったよね。」
× × ×
ちょっと遅れて、共演の「ならじん」さんが到着。
「すごいよ!大鳥居から上は吹雪いてるよ!」
窓の外を見ると、さきほどの風花は
いつのまにか横殴りの吹雪となっており、
空はどんよりと鉛色。
× × ×
様子を見に出たアンダーソンが、
全身雪まみれで戻ってくる。
駐車場の入り口の雪掻きをしてくれたらしい。
「路面にも積もり始めてます。」
× × ×
「ごめん、この天気じゃちょっとムリだっ!」
来場予定だったお客さん数人から
キャンセルの連絡が入る。
(いわば自然災害で不可抗力なのに
・・・わざわざありがとうございました!!)
× × ×
こりゃ、出演者+スタッフ=5人で
車座の歌飲み会かな?
まあ、それも風流でいいかもしれんな?
『石狩挽歌』に出てくるニシン番屋の
寒々としたシチュエイションが
二度・三度とあたまをよぎる。
× × ×
がらり、と
玄関の引き戸が鳴る。
にぎやかな話し声。
あなめずらしや それに見えるは
ひょっとして観客様ではございませんか。
盲亀の浮木・うどんげの
花の咲きたるここちして
ここで遭ったが百年目
(意味不明)
『虫の音』のライブで
いつも顔を見る常連さんや
遠方から
(ノーマルタイヤで!)
駆け付けてくださった音楽仲間で
満員・・・とはいかないまでも
客席の熱気は上々。
「ぼちぼちお願いします!」
アンダーソンの声に背中を押されて
今日のライブのホスト/一番手のわたしが
ステージに向かう。
× × ×
暮れの肺炎騒動をきっかけに
ひさびさにマイブームになっている
ウクレレ昭和歌謡メドレーから
まったりスタート。
中盤以降はオリジナルで
*わかっておくれよシュガー
*あぶく
*花売り
*いなだまの国
「あぶく」、ちょっとだけGWANさんにほめてもらえて
うれしかった。
× × ×
近頃、ならじんさんが
ソロのステージを増やしていることを知って、
いつか観てみたいと思っていた。
これほど骨太のメッセージソングで固めてくるとは
正直、想像していなかった。
× × ×
8時半を過ぎる頃、GWANさんが登場。
この日の天候に合わせて
「河童」からスタート。
「お日様」「かまねこ」「ブス」のブルース三部作から
名曲「マリーファラー」
→「星空」の流れは
“ほとんど反則”という声もでたほどのハマりかた。
その後、わたしがオートハープで呼んでもらって
「たんぽぽのお酒」
「ほんのちいさな歌」
「くじらの眠りかた」
ならじんさんのハープで
「なおちゃん」
三人一緒で
「ハロームーン」
「あさりら」
アンコールも三人で
「あんた」。
× × ×
「あの歌は、
どんな手段を使ってでも
世に出していかないとダメですよ!」
“あかんぼ殺しのマリーファラー”について
打ち上げの席で、
今井よーぴん洋一さんが吐いた一言。
もろもろの
大人の事情はさておいて、
わたしも、そう思います。
上里SA付近から見る赤城山は
灰色の雪雲にすっぽりと覆われていた。
「ほんとにライブなんかできるのかね?」
助手席のGWANさんと顔を見合わせる。
× × ×
インターを降りて
前橋市街地を抜け
赤城山神社の大鳥居をくぐって
ずんずん登っていくと
・・・意外や、空はおだやかに晴れている。
ときおり風花(かざはな)が舞うものの、
雪は前日来のものが日陰にふきだまっている程度。
結局、予定より1時間近く早く
喫茶『虫の音』に到着。
店主のチエちゃん・音響のアンダーソン氏にご挨拶。
「なあんだ、これなら大丈夫だね。取り越し苦労だったよね。」
× × ×
ちょっと遅れて、共演の「ならじん」さんが到着。
「すごいよ!大鳥居から上は吹雪いてるよ!」
窓の外を見ると、さきほどの風花は
いつのまにか横殴りの吹雪となっており、
空はどんよりと鉛色。
× × ×
様子を見に出たアンダーソンが、
全身雪まみれで戻ってくる。
駐車場の入り口の雪掻きをしてくれたらしい。
「路面にも積もり始めてます。」
× × ×
「ごめん、この天気じゃちょっとムリだっ!」
来場予定だったお客さん数人から
キャンセルの連絡が入る。
(いわば自然災害で不可抗力なのに
・・・わざわざありがとうございました!!)
× × ×
こりゃ、出演者+スタッフ=5人で
車座の歌飲み会かな?
まあ、それも風流でいいかもしれんな?
『石狩挽歌』に出てくるニシン番屋の
寒々としたシチュエイションが
二度・三度とあたまをよぎる。
× × ×
がらり、と
玄関の引き戸が鳴る。
にぎやかな話し声。
あなめずらしや それに見えるは
ひょっとして観客様ではございませんか。
盲亀の浮木・うどんげの
花の咲きたるここちして
ここで遭ったが百年目
(意味不明)
『虫の音』のライブで
いつも顔を見る常連さんや
遠方から
(ノーマルタイヤで!)
駆け付けてくださった音楽仲間で
満員・・・とはいかないまでも
客席の熱気は上々。
「ぼちぼちお願いします!」
アンダーソンの声に背中を押されて
今日のライブのホスト/一番手のわたしが
ステージに向かう。
× × ×
暮れの肺炎騒動をきっかけに
ひさびさにマイブームになっている
ウクレレ昭和歌謡メドレーから
まったりスタート。
中盤以降はオリジナルで
*わかっておくれよシュガー
*あぶく
*花売り
*いなだまの国
「あぶく」、ちょっとだけGWANさんにほめてもらえて
うれしかった。
× × ×
近頃、ならじんさんが
ソロのステージを増やしていることを知って、
いつか観てみたいと思っていた。
これほど骨太のメッセージソングで固めてくるとは
正直、想像していなかった。
× × ×
8時半を過ぎる頃、GWANさんが登場。
この日の天候に合わせて
「河童」からスタート。
「お日様」「かまねこ」「ブス」のブルース三部作から
名曲「マリーファラー」
→「星空」の流れは
“ほとんど反則”という声もでたほどのハマりかた。
その後、わたしがオートハープで呼んでもらって
「たんぽぽのお酒」
「ほんのちいさな歌」
「くじらの眠りかた」
ならじんさんのハープで
「なおちゃん」
三人一緒で
「ハロームーン」
「あさりら」
アンコールも三人で
「あんた」。
× × ×
「あの歌は、
どんな手段を使ってでも
世に出していかないとダメですよ!」
“あかんぼ殺しのマリーファラー”について
打ち上げの席で、
今井よーぴん洋一さんが吐いた一言。
もろもろの
大人の事情はさておいて、
わたしも、そう思います。
Posted by 独酔舎 at 22:33│Comments(2)
この記事へのコメント
独酔舎様、
GWANさんのページからおじゃましました。
浜松の山本と言う爺ですm(__)m
すごい積雪の中のライブにも拘わらず、
熱気溢れる客席の雰囲気が伝わってきます。
素敵な空間を味わわれたようで、羨ましい限りです。
その後の吉祥寺のライブも済み、
こちら方面のGWANさんのライブまで、少し時間があるので、
待ちきれないのですヨ(笑)
又機会があれば、おじゃまします。
突然、失礼しました。
GWANさんのページからおじゃましました。
浜松の山本と言う爺ですm(__)m
すごい積雪の中のライブにも拘わらず、
熱気溢れる客席の雰囲気が伝わってきます。
素敵な空間を味わわれたようで、羨ましい限りです。
その後の吉祥寺のライブも済み、
こちら方面のGWANさんのライブまで、少し時間があるので、
待ちきれないのですヨ(笑)
又機会があれば、おじゃまします。
突然、失礼しました。
Posted by Yamamoto at 2010年02月14日 00:03
yamamotoさま
はじめまして!
悪天候のなかで
(・・・だからこそ?)
生まれた非日常の時間。
忘れられないライブになりました!
>こちら方面のGWANさんのライブ
春の西日本ツアーまではしばらく間がありますね。
首をなが~くしてお待ちのほどを!
はじめまして!
悪天候のなかで
(・・・だからこそ?)
生まれた非日常の時間。
忘れられないライブになりました!
>こちら方面のGWANさんのライブ
春の西日本ツアーまではしばらく間がありますね。
首をなが~くしてお待ちのほどを!
Posted by 独酔舎 at 2010年02月14日 21:49