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2014年05月10日

「(Yes, we were) Standing at the Crossroads」 完了

「チャリティーイベントのタイトルを考えて」
と、やなぎさんからメッセージが来た。

ちょっと考えて、
「Standing at the Crossroads。ベタだけど。」
と返信した。

しばしあって、また返信。
「それでいきましょう。ベタだけど。」

そうか、やっぱりベタかなあ、と思って、
あたまに(Yes, we were)と、ワンフレーズくっつけた。

ちょっとディスプレイから顔を離してながめてみたが
やっぱりベタなものはベタなままだった。

×     ×     ×

同じライブハウスつながりのミュージシャンの関係って微妙だ。
対バンでない限り、ブッキングは別々の日になるし、

まして旅回りのときには
地元で活動していてある程度の集客ができるひとと
組んでいただくことがほとんどだから、
アウェイのミュージシャンどうしは
ほとんどその場所で顔を合わせることはない。

今回のチャリティーのメンバーだって
個別には交流のあったひとたちだけれど、
若干の例外を除いて、Crossroadsでの出演日は別々だ。

それでも、
「あの階段が狭くて急で器材の搬入が・・・」とか
「あそこの壁に掛かってたあのギターが・・・」とか
とりとめもなく話題がつながっていくのは

なんとも不思議なけしきだ。

×     ×     ×

10年越しでその存在を知りながら
やっとお会いできた「独唱パンク」チバ大三さん。

激しい演奏スタイルと、
挑みかかるような視線に乗せて語られる詩の世界は
しかし、生命への愛情と信頼によって支えられている。

(あ、ひょっとしてこのひと、俺と同じ方向見てる?)
と思ったんですが、
どうですかね、チバさん?


原田K介さんは、
例外的にCrossroadsで共演させていただいたかた。

彼が表仕事の関係で頻繁に三陸沿岸に通い、
その都度お店でライブをやっていた
いわば「常連」であったためだ。
なにしろ、盛岡では3度もお会いしてるのに
東京で会うのは初めてだもんね(笑)

普段は物静かで物言いもぶっきらぼうだが
ステージでは、お茶目でサービス精神旺盛な
もうひとつの顔が立ち上がる。

やぎたことは、
もうずいぶん長いつきあいだ。
特にやなぎさんとは、
もう10年以上になるか。

ステージ狭しと並べた楽器類を駆使してのハッピーな演奏は
いまや、トラッドフォークの世界では知らぬ者のない実力派。
きっと、このままもっともっと先まで走っていくんだろうなあ。

こんど「ばった屋」と対バンできたらいいね、と言って別れた。

水野たかしさんとお会いするのは、
震災の春、夢灯路が中止になったとき
満開の桜の下で、完全アンプラグドの同時多発ライブ
「勝手に夢灯路」をやらかした
あれに、出演していただいたのが最後。

それでも、並んで座ると
まるで昨日会ったとき続きのように
自然に会話がながれていく。

プラグインしてがっつんがっつん弾く姿もかっこいいが、
アンプラグドだと、水野さんが通過してきた
幅広い音楽が垣間見えて好きだなあ。

×     ×     ×

*カンパネルラとカルボナードの間
*3-11
*奴らの足音のバラード
*アフリカの月

短時間だけど
ギターがしんどかったけど
信頼おけるひとたちの前で
ひとことひとことかみしめて
しっかりと歌えました。

別れ際、チバさんと握手したとき
「歌がオモタイですね!」
と、言われた。

(げっ、このひとに言われるか!)
と、ちょっと引いたら、
それが表情に出たんだろう。

ちょっと考えて、
「言葉に体重が乗ってますね!」
と、言い直してきた。

(体型を見て言ったのかな?)とも思ったけど、
褒めてもらったんだと
素直に喜ぶことにした。
「(Yes, we were) Standing at the Crossroads」 完了

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Posted by 独酔舎 at 13:14│Comments(0)
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