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2014年05月12日

グスコーブドリの伝記

http://wwws.warnerbros.co.jp/budori/
劇場で見逃したのを、たんぽぽさんが録画しといてくれたのを
くりかえし観ております。

うちみたいな田舎の街には、
こういう小規模かつ良質な映画の番組は
ほとんど廻ってこず、

そもそも、映画の存在じたい
去年、花巻の「賢治記念館」に行ったときに
ロビーの特別展で知ったというくらい。

基本、登場人物は「猫」であります。
あの、アニメ版「銀河鉄道の夜」のチームの作品ですからね。
そのなかに、人間チックな輩がわんわとでてくる
シーンがあって、
その意味合いがまた、
なんとも意味深であったりします。

「自己犠牲」みたいのに
アレルギー反応を発症するかたもおいででしょうが
たぶん、いちばん言いたいことは
その、もうちょっと奥の方にあるので
しばしご辛抱を。

ごく短い作品を、長編映画に仕立てるためでしょう

いろいろと独自の解釈を織り込んだ部分もありますが、
わたし個人としては、原作への思い入れ
過剰な愛情の発露で
許せる範囲であったかなと。

キーワードとしては、
「寒さの夏」「死神」「最後の審判」

法華信者の賢治がみれば
複雑であるかもしれませんがね。

とてもいい作品です。レンタルなどでみかけたら、ぜひ!

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Posted by 独酔舎 at 21:44│Comments(0)
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グスコーブドリの伝記
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