2015年11月01日
加川良ライブ2015@ホンキートンク O.A.完了
たまには真面目にライブレポを・・・
× × ×
加川良さんの前座をやらせていただくのは5年ぶりであるそうな。
前回は独酔舎として、ソロでつとめさせていただきました。
あの折に対バンで出演していたゑ川史子師匠とは、
その後「ペンギンとシロクマ」として活動させていただき、
長年ソロプレイヤーとして野放図にやりちらかしてきた
ゆるい性根を、日々たたきなおされております。
わぁc(・ω・c) ★=Q(゚Д゚)
↑
あまりこたえていない
× × ×
今回のOAは、ぼそぼそボサノバ
(実は大学の大先輩)
“オーサカジンINグンマー”の
ばーやんとご一緒でした。
定時の6時半を5分ばかり押して、
大入り満員のなか、まずはぺんくまのステージから。
× × ×
1:「くらっとウクレレ~明日ハハレカナクモリカナ」
その昔、東武東上線「上福岡」駅から徒歩5分ほどのところにあった
『曼陀羅』というライブハウス(吉祥寺の『曼荼羅』とは無関係です)で
毎回一組のゲストをお招きして、ツキイチのライブをやらせていただいていた。
そのイベントのタイトルが、「くらっとウクレレ」だったのです。
そのとき、「このイベントのテーマになるような歌がほしいなあ」と思っていたのですが、
そこは生来のなまけもので、結局、かたちにならないままで
当の『曼陀羅』が2009年に閉店してしまい、
わたし自身もウクレレよりギターの弾き語りをメインにして活動するようになってしまい・・・
おかしなもんで、ことしの夏に「ぺんくま」が横浜赤レンガの“ウクレレピクニック”に出演することが決まったとき、
6年間お蔵入りになっていたメロディやら言葉やらがぱしぱしとくっついて、
文字通り「くらっとウクレレ」という歌ができました。
一曲3分と、わしらの歌の中では短めで寂しいので、
武満徹さんの「明日ハハレカナクモリカナ」のちゃかちゃかバージョンを
おまけにくっつけてメドレーにしました。
2:「紅葉」
ゑ川さんのオリジナルです。
11/29に長瀞の「紅葉まつり」で歌わせていただくのにあわせて
師匠の歌とピアノにあわせて、ウクレレをつけてみました。
こちらはわたしがどんな風に合わせていくかがまだ読めない状態です。
もうしばらくご辛抱を>ゑ川さん。
3:「さらさら」
木村充輝さんが歌う「ケサラ」があまりにもいいので、
じぶんもなんかいかした日本語詞をつけて歌えないかと
あれこれひねくりまわしているうちにできてしまった歌です。
「闘争の歌」として認知されている「ケサラ」ですが
本来は旧弊な故郷のまちを捨てていく若者の歌です。
そのへんからスタートして、いろんなことばをとっかえひっかえして、
ライブ当日の朝9時に、なんとなくかたちになりました。
すでに「ケサラ」とは別人のうたになっておりましたので、
タイトルを「さらさら」とつけました。
Σ(゚Д゚)なめとんか!!
結局「ケサラ」はほったらかしで、
いま自分がいちばん気になってることを歌った感じです。
・・・歌い終えてステージの袖にさがると、
楽屋に向かう階段の下で、
加川良さんが、
('∀')さ~ら~さら~、さ~ら~さら~
と、
歌いながら踊っておりました。
あまりの衝撃にはなぢがでるかとおもいました。
× × ×
ぺんくまが荒らしまくったあとのステージに、ばーやんが上がる。
リラックスしたステージと、細かな笑いを交えたMCに、
客席もクスクスと反応していました。
穏やかな歌声に、ガットギターの音色がよく似合います。
定番の「ぼそぼそボサノバ」もよかったけど、
地元・太田の風景から、家庭生活、社会風刺までを淡々と折り込んだ
トーキングブルース風の「落ち着かないんだ」がとても好きになりました。
× × ×
「・・・ほ~~~~~~ぃいいい。」
というおたけびとともに、御大・加川良が登場。
ゆったりと船を漕ぐようなアクション。
「「捨て曲」ですから!」
などと客席を煙に巻きながら、出し惜しみなしの名曲ラッシュ。
中盤、「戦争をしましょう」から「教訓」への流れは鳥肌ものでした。
歌を「捨てる」って、なんかいいですね。
過去何千回何万回歌った定番曲でも、
決まりきった型や約束事を捨てて、
毎回、そのときそのときの「歌」を構築していこうとすることを、
「捨てる」と言っているのだと解釈しました。
・・・金森幸介さんなんかと似たスタンスなのかな。
× × ×
打ち上げも楽しかったな。
信州から駆け付けた、良さんの熱心なファンのかたともご一緒して、
良さんもお疲れのところずいぶん遅くまでおつきあいくださって。
ステージ上のMCそのまんまの良さんのトークは、
いつも本気か冗談かスレスレのところがあるのだけど、
たまにものごとの本質をざくりと切り開いてくるところがあって、
とても刺激になります。
ぼくら前座の演奏も、ずいぶんきめ細かく聴いてくださっていることにちょっと感動しました。
「こいつのワガママな演奏に、よくもまあピアノがついていくもんだ。こいつはプロだ!」と言われて
しばし感涙にむせぶゑ川師匠(笑)。
え~、いつもご迷惑をおかけし、まことにまことに・・・
(Photo by ホンキー鈴木さん)
× × ×
加川良さんの前座をやらせていただくのは5年ぶりであるそうな。
前回は独酔舎として、ソロでつとめさせていただきました。
あの折に対バンで出演していたゑ川史子師匠とは、
その後「ペンギンとシロクマ」として活動させていただき、
長年ソロプレイヤーとして野放図にやりちらかしてきた
ゆるい性根を、日々たたきなおされております。
わぁc(・ω・c) ★=Q(゚Д゚)
↑
あまりこたえていない
× × ×
今回のOAは、ぼそぼそボサノバ
(実は大学の大先輩)
“オーサカジンINグンマー”の
ばーやんとご一緒でした。
定時の6時半を5分ばかり押して、
大入り満員のなか、まずはぺんくまのステージから。
× × ×
1:「くらっとウクレレ~明日ハハレカナクモリカナ」
その昔、東武東上線「上福岡」駅から徒歩5分ほどのところにあった
『曼陀羅』というライブハウス(吉祥寺の『曼荼羅』とは無関係です)で
毎回一組のゲストをお招きして、ツキイチのライブをやらせていただいていた。
そのイベントのタイトルが、「くらっとウクレレ」だったのです。
そのとき、「このイベントのテーマになるような歌がほしいなあ」と思っていたのですが、
そこは生来のなまけもので、結局、かたちにならないままで
当の『曼陀羅』が2009年に閉店してしまい、
わたし自身もウクレレよりギターの弾き語りをメインにして活動するようになってしまい・・・
おかしなもんで、ことしの夏に「ぺんくま」が横浜赤レンガの“ウクレレピクニック”に出演することが決まったとき、
6年間お蔵入りになっていたメロディやら言葉やらがぱしぱしとくっついて、
文字通り「くらっとウクレレ」という歌ができました。
一曲3分と、わしらの歌の中では短めで寂しいので、
武満徹さんの「明日ハハレカナクモリカナ」のちゃかちゃかバージョンを
おまけにくっつけてメドレーにしました。
2:「紅葉」
ゑ川さんのオリジナルです。
11/29に長瀞の「紅葉まつり」で歌わせていただくのにあわせて
師匠の歌とピアノにあわせて、ウクレレをつけてみました。
こちらはわたしがどんな風に合わせていくかがまだ読めない状態です。
もうしばらくご辛抱を>ゑ川さん。
3:「さらさら」
木村充輝さんが歌う「ケサラ」があまりにもいいので、
じぶんもなんかいかした日本語詞をつけて歌えないかと
あれこれひねくりまわしているうちにできてしまった歌です。
「闘争の歌」として認知されている「ケサラ」ですが
本来は旧弊な故郷のまちを捨てていく若者の歌です。
そのへんからスタートして、いろんなことばをとっかえひっかえして、
ライブ当日の朝9時に、なんとなくかたちになりました。
すでに「ケサラ」とは別人のうたになっておりましたので、
タイトルを「さらさら」とつけました。
Σ(゚Д゚)なめとんか!!
結局「ケサラ」はほったらかしで、
いま自分がいちばん気になってることを歌った感じです。
・・・歌い終えてステージの袖にさがると、
楽屋に向かう階段の下で、
加川良さんが、
('∀')さ~ら~さら~、さ~ら~さら~
と、
歌いながら踊っておりました。
あまりの衝撃にはなぢがでるかとおもいました。
× × ×
ぺんくまが荒らしまくったあとのステージに、ばーやんが上がる。
リラックスしたステージと、細かな笑いを交えたMCに、
客席もクスクスと反応していました。
穏やかな歌声に、ガットギターの音色がよく似合います。
定番の「ぼそぼそボサノバ」もよかったけど、
地元・太田の風景から、家庭生活、社会風刺までを淡々と折り込んだ
トーキングブルース風の「落ち着かないんだ」がとても好きになりました。
× × ×
「・・・ほ~~~~~~ぃいいい。」
というおたけびとともに、御大・加川良が登場。
ゆったりと船を漕ぐようなアクション。
「「捨て曲」ですから!」
などと客席を煙に巻きながら、出し惜しみなしの名曲ラッシュ。
中盤、「戦争をしましょう」から「教訓」への流れは鳥肌ものでした。
歌を「捨てる」って、なんかいいですね。
過去何千回何万回歌った定番曲でも、
決まりきった型や約束事を捨てて、
毎回、そのときそのときの「歌」を構築していこうとすることを、
「捨てる」と言っているのだと解釈しました。
・・・金森幸介さんなんかと似たスタンスなのかな。
× × ×
打ち上げも楽しかったな。
信州から駆け付けた、良さんの熱心なファンのかたともご一緒して、
良さんもお疲れのところずいぶん遅くまでおつきあいくださって。
ステージ上のMCそのまんまの良さんのトークは、
いつも本気か冗談かスレスレのところがあるのだけど、
たまにものごとの本質をざくりと切り開いてくるところがあって、
とても刺激になります。
ぼくら前座の演奏も、ずいぶんきめ細かく聴いてくださっていることにちょっと感動しました。
「こいつのワガママな演奏に、よくもまあピアノがついていくもんだ。こいつはプロだ!」と言われて
しばし感涙にむせぶゑ川師匠(笑)。
え~、いつもご迷惑をおかけし、まことにまことに・・・
(Photo by ホンキー鈴木さん)
Posted by 独酔舎 at 10:39│Comments(0)