さぽろぐ

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2016年01月24日

父を送りました。

休日出勤でした。
大宮駅前の、けっこう大きな会場でしゃべりました。
(ああ、これがぜんぶライブの客だったら!)
いつものことながら思うのです。

×     ×     ×

慰労会、堅苦しい一次回が終わって、
二次会に流れた頃に、携帯に連絡が入っているのに気づきました。
親父が倒れたという。

慌てて返信入れてみたところ、
倒れたというか、
見つかった時点で、もういかん状態であったのだそうで。

小雪の舞い始めた道すがら、
親戚やら表仕事関係やらに何十本も電話しました。

表仕事関係は、726ページのレポートの、
725ページ目を書いていたところだでしたが、
かろうじて引き継いでもらう見通しが付きました。
(・・・というか、1ページ分だけ待ってもらうだけなのだが)

ライブは、幸い、入れておりませなんだ。

×     ×     ×

実家に着くと、警察が来ていました。
病院でなく、自宅で亡くなったので、
いわゆる「変死」の扱いです。
一部屋に集められて、あれこれ事情聞かれて、
そうこうする間に検死とかあって、
パトカーが帰ったのが2時。

それから葬儀屋さんに連絡入れて、
あれこれ段取りして、実家を出たのが4時。
いつの間にか本降りになった雪で、国道の路面は真っ白。
あちこちで除雪車がはたらいていましたっけ。

×     ×     ×

検死をしたのが、新座の開業医であるという。
もろもろの手続きに必要な、死体検案書(死亡診断書)を取りに行けという。
そんなもの、うちに来たときに書いて置いてってくれればいいのに。
大雪でダイヤがガタガタの東上線を乗り継ぎ、志木駅まで。
そこからさらに、雪道を歩いて20分ばかり。
一通ウン万円也の死体検案書をいただいて、
つるつる滑りながら元来た道を戻りました。

×     ×     ×

亡くなったのが17日。葬儀の予約ができたのが、22・23日。
年末年始の間は葬儀場も火葬場も閉まってしまうので、
その間待たされていた仏様がまだつかえているのだとかで。

その間、近所のお年寄り達が線香上げに来てくれた以外に弔問客とてなく、
リタイアしてから15年も経ってしまうと、男なんて寂しいもんです。
まあ、おかげで死に目にこそ会えなかったがゆっくりと別れができたし、
準備もゆとりをもって進められたから、いいか。

×     ×     ×

葬儀の当日は、記録的な寒波という予報。
しかも、交通不便な郊外の葬儀場しか抑えられず、
そもそも父じしんが、趣味もなく人付き合いも嫌いな男だったもので、
ぜ~んぜん人が集まらなかったどうしようかと、結構弱気になっていました。

「会葬御礼、50も頼んじゃったけど、大丈夫かな。30くらいでたくさんだったりして?」

でも、ふたをあけてみたら、近所の人たちのほか、
わたしら兄弟の職場関係の人々もたくさん足を運んでくれて、ありがたいことでした。

昨年夏から認知症が出ていたものの、
肉体的には長く病みついた末の死とかでなく、
ここ数か月はとてもいいヘルパーさんについてもらったこともあって、
とても機嫌が良く、
むしろ認知症の症状も劇的に改善されていた。

そんななかの突然の「お迎え」であったこともあって、
ごく円満な、眠るような死に顔でありました。

交流の深かった叔父がひとこと、
「・・・遺影が似てねえな!」

晩年はひきこもりがちで、写真に写ること自体まれであった父のこと、
近年撮った遺影向きの写真が見つからず、
仕方なく免許証の写真を加工してもらいました。
それは母が亡くなった直後の、精神的にキツい時期のもので、

祭壇の前にならべてみると、遺影よりも死に顔のほうが福々しく健康的であるという
なんだかちょっとへんてこなお葬式になりました。

母にも引導を渡してくれた若いお坊さんが、
あれからちょっと貫禄が付いて、
お経の読み方もえらいこと上手になっていて、
妙なところで三年という時の流れを感じたりしました。

×     ×     ×

一夜明けて、西日本では寒気団が大暴れ
(広島で1mの積雪ですと!)
ですが、関東は快晴。
位牌やら四十九日法要の準備やらで一日が終わり

明日から日常に戻ります。
レポートの「726ページ目」をなんとかやっつけて、
ほかにもいろいろと雑事が待ち構えています。
2月3月は、ライブもぼつぼつ埋まりはじめていて。

もちろん、父の身辺整理もこれからが本番だ。
こちらは、幸いというか、ケツの決まった仕事ではないので、
一周忌くらいを目標にゆるゆるやります。
もちろん、兄弟三人、力を合わせてね。

そんなわけで、ちょっと反応が遅いこともあるかもですが、
なにとぞ一つ、宜しくお願いいたしますです。

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この記事へのコメント
お母様が亡くなられた三年後の先日、お父様が
息を引き取られたのですね。
心からご冥福をお祈りいたします。
自分の父は約20年前に逝きました。
気が張っているときより、時間の経過とともに
喪失の実感が増してくるように思います。
どうか、お身体ご自愛ください。
またぜひお会いしましょう。
Posted by 香本博 at 2016年01月25日 09:19
ありがとうございます。

>気が張っているときより、時間の経過とともに

まさに、そんな予感がしています。

いちにちも早くきちんと父母の不在を噛みしめられるように、
目の前に山と積まれた課題を、まずは片付けたいと思います。
Posted by 独酔舎独酔舎 at 2016年01月25日 20:18
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父を送りました。
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