夏のおわりに

独酔舎

2007年09月09日 23:17

朝眼がさめたらPAZUだった。
m(°O°;m ハッ!
ライブでお世話になってる鴻巣PAZUの開店40周年パーティーにまざって、飲んだり弾いたり叩いたり。
ジャグバンド好きの友達もできたりして、たのしい一夜でしたっけね。

ひさしぶりにお日様が出て、ちょっとだけ気温が上がった。近所の公園では、行く夏を惜しむようにセミが鳴いている。
もうシーズンがシーズンなんで、子供でも手が届きそうな場所に止まっていかにも大儀そうに鳴いている。ためしに手を伸ばしてみると、まるで張り合いがないくらい簡単に捕まってしまう。捕まってもすぐには反応できずに、3秒ぐらいじーっとしていてから騒ぎ出すのが、いかにも間が抜けている。
見ると羽根のはじっこのほうがだいぶほつれてきていて・・・ちょっとかわいそうになり、逃がしてやる。

×   ×   ×

今日いちばんグッときた出来事。
あかりさんとふたりで、某6チャンネルの朝のニュース番組を見ていた。
あかりさんはオンナノコの卵なので、ファッションにうるさい。
(おむつもとれないくせに!)
テレビや雑誌に登場する人物をいちいち指差しては、
「ボーシ、カブッテル!」
「メガネカケテル!」
「アカイ!」「キイロイ!」(服装が)
等等、チェックに余念がない。

番組が進むうち、妙なことに気付く。

背広に七三のおじさんを指差して、「ボーシカブッテル!」と連呼する瞬間があるのだ。
それも、居並ぶゲストコメンテイターのうちの二人だけ、
韓国・北朝鮮問題にくわしいあのひとと、
明大相撲部出身の某新聞論説主幹のあのひと、
この2ショットが画面に映ったときだけ、そのときだけ、
ブラウン管をはっしと指差して、
「帽子被ってる!」と叫ぶのだ。
(もちろんこの二人は帽子なんか被ってない)

こ、これは・・・いわゆる
「王様は裸だー!」ってゆうやつだろうか。
純粋な幼児の眼には、ヅ・・・いや、おとなの姑息なゴマカシが見えてしまうとでもいうのだろうか。
この問題に詳しいMっしぃ君、キミの眼から見て、上述のふたりは、いったいどんなもんだろうか。
やっぱりあれは“帽子”なのか? 大至急レポートを提出するようにね。(えらそう)

×   ×   ×

ポテトチップのCMに高田漣さんが出ているという話は、前々から聞いていた。
たんぽぽさんがこのCMを観たのだそうで、おお、それではまだ上映しているのか、これはチェックしておかねばなんね。

メーカーのHPからたどってみると、あったあった。問題のCMの動画。
バブル期の青春ドラマをひきずったような小洒落たマンションの一室に、いかにも横文字産業やってますといった感じのサラリーマン=漣さんが帰ってくる。
鬱陶し気にカバンとジャケットを放り出すと、立て掛けてあったギターを手に取り、とりあえず一曲・・・と思いきや、なぜかポテトチップをポリポリ。
で、ポテトチップの容器である紙筒をネックに滑らせて、見事なスライドギターを弾き始めるのだ。

で、なにが言いたいかというと、このギターがヤマハのダイナミックギターなのだ。
サンバーストの、たぶんNo.10。これに遠藤賢司でおなじみのディアルモンド製マグネチックピックアップが乗っかっている。おお、しぶい。本人のコレクションかしらん。
http://pringles.jp/gourmet/index.html
ちなみに、どっかのインタビューで読んだのですが、紙筒のスライドギターはうまく音が出ずに(あたりまえだ!)、本番は結局紙筒の後にふつうのスライドバーを貼り付けて収録したそうです。それにしても、いい音してるよな!トラスロッドが仕込んでない鉄弦ギターって、独特の鳴りがあって大好きです。

×   ×   ×

「こちら八丁堀」の詞を手直ししようと思っていろいろ試行錯誤していたんですが、結局ぜんぜん別のコードをつけてしまって、なんとなく完成。
いくつかのフレーズや世界観はだぶっているんですが、まあ、ハタチの頃に書いた曲ですからねえ。リアルタイムでは痛くて使えなかった表現が使えるようになったりして。