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2007年01月21日

丸木美術館「廃品復活展」1

学校の教科書やら百科事典やらで国内外問わず知らぬもの無い、
『原爆の図』(丸木位里・俊 作)。

この人類の宝が
埼玉県東松山市の外れのそのまた外れ、
雑木林の中に霊園や建設会社の資材置き場ばかりが点在する、
閑静をとおりこして寂しいくらいの場所に
ひっそりと飾られていることを、

財政難から何度も閉館のせとぎわにたたされながら、
そのたびに名も無き支援者の励ましによって
かろうじて生きながらえていることを、

みなさんはご存知だろうか。

ざっとひとまわりしても1時間。
コメントまで目を通して、
故・丸木夫妻のアトリエ(清流を望む二階の大広間)でお茶飲んで、2時間超。
民営の美術館としては破格といっていいボリューム。

観光地を中心に、このところむやみに増えてきた
「トリックアート」「ガラス工芸」「オルゴール」etc
・・・それが悪いとは言わんが、
それよりはるかに心の栄養になるであろう「1時間」。

小難しいことは言わん。いっぺん、どうよ。
わたしの直接の知り合いなら、
用事の無い休日の昼間なら、
ご案内してもよくってよ。

×   ×   ×

さて、イベントは2時スタート。直前まで「雪」の予報だったが、蓋を開ければ風も無くやんわりした薄曇り。

「廃品復活展」に出品したアーティストと観覧者を中心に30~40人近いお客さん。
美術館の前庭で、チヂミ・おでん・中華まん(いずれも自家製)と飲み物が振舞われ、
なごやかな雰囲気のなかでライブがスタート。

丸木美術館「廃品復活展」1
(Photo by muff)

この日の飛び道具、「1弦ギター」。
本棚の底敷きにしていた板っぺらに
あかりさんが飲み終えた粉ミルクの空き缶をネジ止めし、
そこに使い古しのギター弦(6弦)を張っただけの代物。
某ププリエの焼きプリンの空き容器を弦に滑らせてえぐいスライドを弾くと、これがなかなかの迫力だ(と、自分では思っている)。

昨日の朝、1時間ほどでこしらえて、
ついでにこの楽器のための歌もこしらえて、
イベントの趣旨に合わせて「スクラップブルーズ」だなんて名前もつけちゃて、

「すいません、チューニング狂いました(弦、1本だけだろう!)」
なんてベタベタなくすぐりも入れたのに、

曲のなかばで弦(アコギの6弦・ミディアムゲージ)が切れちまいました。
ざ、残念・・・・!

(つづく)

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Posted by 独酔舎 at 21:33│Comments(0)音楽
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