2005年04月20日
「雑な郷土食シリーズ」甘味編

・・・いまどき食いもので、しかもこれほどわかりやすい二番煎じで町おこしとか、とりあえず手近にあったものを大福につめちゃった安直さとか、
そんなことじゃない。おとうさんはな、そんなつまらないことで怒ってるんじゃないんだ。
でもなあ、「トマト大福」と言われたらおまえ、大福の皮のなかに赤いプチプチのミニトマトが隠れてて、噛んだ瞬間にツルツルの皮がパリッ!とはじけて、例のぐにゅぐにゅのタネが口の中にとびだしてだよ、
その気色悪さが上品な「つぶあん」かなにかとどんよりと混じりあったり混じりあわなかったりしちゃってさ、
そこはかとない酸味が奥歯の虫歯にシミちゃったりしちゃってさ、
それこそ口の中が甘かったり青臭かったり、その大変な口内一大スペクタクルを、涙とともにぐっと流し込む、その塩辛いウシロメタサよ・・・そんなザマを想像するってもんじゃないか。
それがなんだい!

「トマトをじっくり煮詰め、餡に味付けしました」って、
なんなんだい、その逃げ腰の態度は!!
その後ろ向きな姿勢が、おとうさんは情けないんだよ!
・・・あ、マスター、かしらとつくね2本づつ焼いてくれる?あと、豆腐チゲとお銚子もう一本ね!
(ロケ地 東松山市『とくのや』)
『パズ』がある埼玉県鴻巣市のとなりまち、北本市。
この街が近年とみに気合入れて売り出し中の郷土銘菓、
その名も「トマト大福」。
「北本特産のトマトを旬の完熟期に収穫し、じっくり煮詰め餡に味付けしました」。
なんでも市内の複数の業者が製品化していて、なかにはホントにナマのミニトマトをくるんでるブツもあるらしいぞ。
× × ×
しかし、我が子の出産予定日(遅れたが)というのに、俺はナニを書いてるんだ?
この街が近年とみに気合入れて売り出し中の郷土銘菓、
その名も「トマト大福」。
「北本特産のトマトを旬の完熟期に収穫し、じっくり煮詰め餡に味付けしました」。
なんでも市内の複数の業者が製品化していて、なかにはホントにナマのミニトマトをくるんでるブツもあるらしいぞ。
× × ×
しかし、我が子の出産予定日(遅れたが)というのに、俺はナニを書いてるんだ?
Posted by 独酔舎 at 20:04│Comments(2)
│雑な郷土食シリーズ
この記事へのコメント
命名「わたなべとまと」は勘弁して!
Posted by ゲスト at 2005年04月20日 20:52
おとうさん!
しっかりしてね。(笑)
しっかりしてね。(笑)
Posted by ゲスト at 2005年04月20日 23:06